unicraft 株式会社ユニクラフト
 
初めてのお客様へ
    
高品質!業界最安!
納期遵守率 99.7%    
お支払い・発送
お問い合わせ
1万円プリント基板作成サービス
アルミ基板製造部品実装サービス基板設計ユニバーサル基板通信販売よくあるご質問お見積もり・発注
自動見積もり
 
プリント基板ご注文方法
 
基板サンプル請求
 
基板製造 稼働状況

10/3, 10/4, 10/9は工場休業のため、基板製造が停止します
[営業カレンダー]
     会員様メニュー
メールアドレス
パスワード
メールアドレスを保持する

[パスワードをお忘れのお客様]
 

 
マイページ
再注文(要ログイン)

 
     プリント基板製造
プリント基板製造 超特急プリント基板製造 フレキシブル基板製造 アルミ基板製造 プリント基板お見積もり・ご発注 デザインルール・製造仕様書 品質と価格について  
     部品実装
部品実装 メタルマスク製造  
     プリント基板設計
プリント基板設計 らくらくプリント板(手描き図面)  
     基板製造お助け情報
CAD別ガーバーデータ出力手順 CADLUS X/ Z/ PCB でのP板製造 PCBEを使ったプリント基板設計 DXFファイルでのP板製造 ユニバーサル基板の増産 プリント基板設計のよくある失敗事例 プリント基板の知恵袋(記事集) プリント基板用語集  
     その他サービス
基板で作った名刺「基板の名刺」 ユニバーサル基板通信販売 シーケンサー販売 アクリル板レーザーカット  
     メニュー一覧
初めてのお客様へ お支払い・発送について よくあるご質問とその答え お問い合わせ 営業日カレンダー 保証規定・免責事項 会社情報 特定商取引法に基づく表記 プライバシーポリシー ポイントサービス  
 
ビジネスパートナー募集
  採用情報

 


10月の営業につきまして
10月3日(木)、4日(金)、9日(水)は工場休業のため、基板製造(通常納期・短納期対応)が停止します。
申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
お急ぎの場合は「超特急」プランのご検討をお願いいたします。
なお、お見積もり、ご発注、お問い合わせなどの窓口業務は通常通り行います。

プリント基板の厚さ(板厚)の決め方



 
 
 プリント基板の厚さ(板厚)とは
プリント基板の厚さとは、その名の通り基板を側面から見たときの全体の厚さです。
「板厚」「基板厚さ」などと呼ばれることがあり、英語では"PCB Thickness", "PWB Thickness"などが一般的です。
また、厚さを表す方法として、"T=1.6"や"1.6T"などといった書き方をします。
全体の厚さと書きましたが、実際には表層の銅箔の厚さを含む場合と含まない場合がありますので、精度が要求される場合は注意が必要です。



このページでは、プリント基板の厚さをどのように決めるかを解説していきます。
 
 
 基本的な考え方
特に理由がなければ、厚さは標準の1.6mmで良いでしょう。
1.6mm厚は基板の標準の厚さとされており、基材の流通が多いため、特に少量生産の場合はコスト面で有利となります。
また、DIP部品(基板の穴にリードを差し込むタイプの部品)は1.6mm厚の基板を前提に設計されていることが多く、1.6mm厚であれば問題が起こることは少ないです。
1.6mm厚で不都合がある場合は厚さの変更を検討します。
なお、量産の場合は薄い基板の方が材料費が安くなることがありますので、要求仕様に影響のない範囲で薄くすることがあります。

 
 
 基板厚さのラインナップ
片面基板・両面基板の場合は、基本的に基材メーカが販売している厚さのみで製造可能です。
メーカによって異なりますが、0.8mm, 1.0mm, 1.2mm, 1.6mm, 2.0mm, 2.4mm, 3.2mmなどが一般的に流通している厚さです。
多層基板の場合は、コア材とプリプレグを積層して製造しますので、少し事情が変わってきます。
コア材、プリプレグそれぞれに厚さのラインナップがあり、それらを組み合わせて積層します。
プリプレグを2枚重ねにしたり、6層以上の場合は異なる厚さのプリプレグやコア材を組み合わせることもあります。
コア材、プリプレグ、銅箔の組み合わせ方によって、トータルの厚さが決まります。
実際には、狙いの厚さに合わせこむようにコア材、プリプレグの厚さを選択することの方が多いです。
ある程度は自由度がありますので、特注として通常製造していないような厚さに仕上げることもできますが、あくまでも厚さの組み合わせで実現しているので狙った厚さ通り誤差なく仕上げることはできません。

 
 
 基板の強度
当然のことですが、基板の厚さが厚いほど固く、薄いほど柔らかくなります。
基板が曲がり、たわみが発生すると、はんだクラック(はんだにひびが入る)などの原因となり、動作不良を起こしたり、高電圧基板では最悪の場合発火の原因になることもあります。
リレーやコネクタ、大型の電解コンデンサなど重い部品が多数載る基板では、たわみが発生しやすいので厚い基板を選択することがあります。
また、細長い基板などは重い部品が載っていなくても自重で多少反りますので、それが問題となる場合は厚い基板に変更します。
BGAやQFNといった部品底面ではんだ付けするタイプの部品は特にはんだクラックが発生しやすいので、これらの部品を搭載する場合も同様に厚さには気を配る必要があります。
温度が高くなると反りやすくなりますし、常温であっても長年荷重がかかっていると反ってくることがありますので、薄くしたい場合は余裕をもった厚さを選択します。
なお、特に0.4mm以下の基板は非常に柔らかく簡単に曲がってしまいますので、一般的な使用の場合は0.6mm以上をお勧めいたします。
※薄い基板はリフローの熱でもかなり反ることがありますので、手付けを前提にしていただいた方が良いです。

 
 
 設置スペース
携帯製品などスペースに余裕がない場合は、基板厚さを薄くすることを検討します。
また、重量をできるだけ軽くしたい場合も同様に基板厚さを薄くできるか検討します。
重量に関しては基板の厚さの他に銅箔の厚さや層数も大きく影響しますので、併せて検討する必要があります。

 
 
 搭載部品による制限
先述しましたように、多くの部品は1.6mmもしくはそれ以下の厚さを前提に設計されていることが多いです。
深く検討せずに厚い基板を選んでしまうと、部品のリードが基板から突き出さず、はんだ付けできないということもあります。
基板を薄くして困ることは少ないですが、基板端面に設置するタイプのコネクタは、稀に基板の厚さが指定されていることがありますので注意が必要です。

 
 
 面付け方法の制限
薄い基板ではVカット加工ができません。
ユニクラフトの場合、厚さ0.6mm未満の基板ではVカット加工を承っておりません。
Vカットの代わりにスリットやミシン目などの利用をご検討ください。

 
 
 スルーホール径との関係
基板を厚くする場合、スルーホールへの配慮が必要です。
ユニクラフトの基準では、基板厚さの1/8未満のスルーホールは加工できません。
具体的に、T=3.2mmの基板において最小のスルーホール径は0.4mmです。
0.4mm未満のスルーホールは不具合が発生する可能性が高いため製造できません。
T=1.6mmではスルーホール径0.2mmまで加工できますので、特殊な基板を除いてT=1.6mmでは特に気にする必要はありません。
なお、基板厚さと最小スルーホール径の比率を「アスペクト比」と呼ぶこともあります。

 
 
 特性インピーダンス
特性インピーダンスの調整が必要な基板においては、基板の厚さは重要なファクターになります。
対象となる信号線からベタ層までの距離(厚さ)が特性インピーダンスの計算に使用されます。
両面基板で特性インピーダンスを調整する場合、信号線から裏面のベタまでの距離で特性インピーダンスが変わってきますので、実質的に基板厚さを変更するかパターン幅を変更するかの2択になることが多いです。
基板厚さが厚いとパターン幅も広くする必要がありますので、両者のバランスで決めることになります。
多層基板であれば、プリプレグやコア材を挟んだ層にベタ層を配置すればよいので、信号線からベタ層までは比較的短い距離となり調整がしやすいです。

 
 
プリント基板おためし見積もり
基板サイズ: × mm
 
層数:     枚数:
  
****円

 
 
 プリント基板の製造について
ユニクラフトではプリント基板の製造サービスを提供しております。
プリント基板製造のお見積もり・ご発注はこちらから
自動お見積もり


Copyright (C) 2011-2024 unicraft Corporation all rights reserved.