自動見積もりについて
自動見積もりは、WEB上で簡単に見積もり額をご確認いただけるシステムです。
発注にあたっては当社で正式に見積もりをいたしますが、ほとんどの場合は自動見積もり額と同じ金額で回答しております。
正式見積もりはページ下部の送信フォームよりご依頼ください。
<正式見積額が自動見積額どおりにならない要因>
・フォームの入力間違い
正式見積りで金額が変わるとき、ほとんどの原因が仕様の入力間違いによるものです。
特に、「基板サイズ」「基板形」「内部切り抜き」「長孔(長穴)」に入力間違い・選択間違いが多くみられます。
十分ご確認の上ご送信ください。
・標準ガーバーデータ(RS-274D)での製造
製造費の他にデータ変換費用が必要になります。
・データの合成
1レイヤー当たり1ファイルが原則ですが、複数のファイルを合成する場合は変換費用が必要です。
・面付け編集
面付け編集は原則としてお客様にて実施していただきますが、当社で実施する場合は追加費用が必要です。
・データの編集
デザインルールに違反している場合、原則としてお客様に修正していただきますが、当社で修正する場合は追加費用が必要です。
・特殊仕様を含む基板
弊社の製造基準書に記載のない特殊仕様には追加費用がかかります。
(例)端面スルーホール(追加費用 5,000円〜)、パッドオンビア(追加費用 10万円程度)、インピーダンスコントロール(超特急料金と同等)など
※特殊仕様を含む基板の場合、必ず備考欄にその旨をご記載ください。
・電解金メッキ
電解金メッキ処理を行う基板で、以下に該当する場合は追加費用がかかることがあります。
・基板サイズ短辺が80mm未満の場合
・2辺以上に電解金メッキの端子がある場合
・電解金メッキの面積が広い場合(カードエッジコネクタの長さが長いなど)
・カードエッジコネクタのピッチが3.5mm未満の場合
・電解金メッキをカードエッジコネクタ以外の用途で使う場合
・固定穴のない基板
外形のルーター加工には固定穴が必要です。
固定穴のない基板は、特殊な方法で外形加工する必要があり、追加費用がかかる場合があります。
※固定穴:φ1.5〜φ5.1のスルーホールまたはノンスルーホール。
基板の対角に2か所以上必要。
・大型基板(1辺350mm以上)へのVカット加工
標準のVカット装置で加工できないため、追加費用がかかります。
・基板面積に対して、極端にENIGの処理面積が広い
原材料(金など)を多量に消費するため、追加費用がかかります。
・基板面積に対して、極端に穴数が多い
加工時間が長くなるため、追加費用がかかります。
・基板面積に対して、極端に内部切り抜きが多い/内部切り抜きの加工距離が長い/2mm未満の幅のスリットがある
加工時間が長くなるため、追加費用がかかります。
・パターン幅が細い、またはパターン間隔が狭い部分が多い
デザインルールに対して余裕の無いパターン幅またはパターン間隔の総距離が長くなると、歩留まりが非常に悪くなるため
追加費用が必要です。
(可能な限り太いパターン、広いクリアランスを確保し、デザインルールに対して余裕をもった設計にご協力をお願いいたします。)
・大型の基板に多数の基板が面付けされている
面付け数が多い基板は、その内の1枚だけにに不良が発生した場合でも面付け基板を破棄する必要があります。
面積が大きくなるほど不良率が上がり、歩留まりが下がる分、金額が加算されます。
・実装費
実装費の自動見積もり額は、概算額とお考え下さい。
・その他、特殊仕様