UNI-CAD画面構成



● メニュー(機能一覧)
機能        説明
ファイル図面の新規作成、サーバーへの保存、サーバーから読み込み(ロード)、PCにダウンロード、PCからアップロードができます。
上書き保存図面の上書き保存(サーバーへ保存)を行います。
ファイルメニューの上書き保存と同じ機能です。
元に戻す操作を1つ取り消し、元の状態に戻します。(ショートカットキー:Ctrl + Z)
やり直し直前の「元に戻す」を取り消し、「元に戻す」を実行する前の状態にします。(ショートカットキー:Ctrl + Y)
部品パッド作成表面実装部品(SMD)のパッドや挿入部品(DIP)のランドを作成します。
「角パッド」「丸ランド」機能でも部品のパッド(ランド)は作成できますが、「部品パッド作成」を使うことでより簡単に作成することができます。
部品ライブラリ読み込みKiCADの部品ライブラリ(フットプリント/部品パッド/部品ランド)を読み込むことができます。
これによって部品パッド(ランド)を作成する必要がなくなり、設計の時間短縮が可能です。
KiCADの部品ライブラリはKiCAD公式サイトの他、DigiKeyなどの部品商社でもダウンロードができます。
距離測定・図形プロパティ図形間の距離(ピッチ・クリアランス)や、クリックした2点間の距離を測定することができます。
また、選択した図形のプロパティ(サイズ、位置など)を表示することができます。
移動・変形・コピー選択された図形の移動、回転、反転、コピー、レイヤー変更などを行うことができます。
削除選択された図形の削除を行います。
直線直線を描く機能です。
外形レイヤーで直線を引くと外形線やVカットの指示になります。
銅箔パターンレイヤーの場合は信号線になります。
シルク印刷レイヤーではシルク線になります。
丸ランド(DIP)挿入部品(DIP部品)用のランドを図面に追加します。
穴(ドリル)、銅箔パターン、レジスト開口の指示が一括で追加されます。
部品のランドを一括で作成するには「部品パッド作成」機能が便利です。
VIAVIAを追加します。
VIAはトップ面の銅箔パターンとボトム面の銅箔パターンを導通させるための穴です。(穴の内壁に銅めっきされるため表面と裏面が導通します)
角パッド(SMD)表面実装部品(SMD部品)用のランドを図面に追加します。
銅箔パターン、レジスト開口の指示が一括で追加されます。
部品のパッドを一括で作成するには「部品パッド作成」機能が便利です。
塗りつぶし4点を指定してできた四角形を塗りつぶします。
ベタGNDの作成などにご利用いただけます。
文字図面に文字を入れます。
主にシルク印刷の文字入れに利用します。
銅箔パターンやレジストレイヤーでも利用可能です。
円形図面に円形を挿入します。
主に穴(ドリル)レイヤーでノンスルーホールを追加するときに利用します。
また、シルク印刷で1ピンマークなどの●印にも利用できます。
手作業でランド、パッドを作成する場合などは、銅箔パターンやレジストレイヤーでも利用可能です。
四角形図面に四角形を挿入します。
シルク印刷で四角形を印刷する場合や、銅箔パターンやレジストレイヤーでは手作業でパッドを作成する場合などに利用可能です。
アーク(円弧)図面にアーク(円弧)を挿入します。
外形レイヤーでアークを使って基板の角を丸くしたり、円形の基板の外形を描くことができます。
また、銅箔パターンでアークを使うことにより、信号線をR曲げすることができます。
シルク印刷で円形を描画できます。
なお、アークで360°の円を描いた場合、内部は塗りつぶされません。
塗りつぶしが必要な場合は、「円形」機能を使ってください。
基板製造見積もり設計した図面でそのまま基板製造を行うことができます。
「基板製造見積もり」ボタンを押すと、図面が見積もり画面に転送されます。
必要事項を入力して送信すると、後ほど担当者よりメールでお見積もりをお送りいたします。
設定作図や描画の設定を行います。




● 右側パネル
機能        説明
レイヤー選択プリント基板の設計はレイヤーごとに行います。
レイヤーというのは、例えば、銅箔パターンやレジスト、シルク印刷など、プリント基板の構成要素のことです。
レイヤー選択パネルでは、各レイヤーの表示・非表示を選択します。
余分なレイヤーを非表示にすることで、図面の確認が容易になります。
また、編集するレイヤーを1つだけ選択することができます。
例えば、直線機能で線を引くとき、「編集」にチェックが入ったレイヤーに線が追加されます。
図形を透過させるチェックを入れると各レイヤーが透けて表示されます。
図形の重なりを確認するために使います。
グリッドにスナップして作図グリッド(作図画面の方眼)の交点に合わせて図形を配置します。
これによって、一定のピッチで作図することができ、正確で整然とした設計が可能です。
グリッドのサイズは「設定」画面で変更できます。
ショートカットキーUNI-CADではマウス操作の他にショートカットキーでも操作が可能です。
ショートカットキー 一覧